11月24日・自由・できない理由・中腰で待つ援助

*河合薫の新・リーダー術 上司と部下の力学
「女は自由でいい?」  裏に潜む覚悟なき人々の羨望
何かを捨てることを伴う自由な生き方は楽なのか?

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121111/239269/?rank_n

・「自分らしく、もっと自由に生きたいなぁ」
・「どうすれば目の前の生活が楽しくなるか」
・自分がしたいことだからする。至極シンプル。人が何と言おうと、いかなる運命が待っていようとも誰も恨まない。責任はすべて自分にあると覚悟を決める。
・自由な働き方や、自由な生き方をするには、何かを捨てる作業が伴う。いや、捨てるという言葉はネガティブすぎるかもしれない。何か自分が無意識に依存したものからの解放
・捨てている人への羨望と嫉妬、他人に向けた自分への慰め
・時間は自由になるけれども、その代わりに終わりのない時間軸で働き続けなきゃいけなくなる
・「自由に生きる」ということは、、「こうありたい」と願う自分に近づく。そのプロセスのこと。
・目標を持つこと。自分を信じること。自分で決断すること。=職務満足感や人生の満足度を高める
・「どうすれば目の前の生活が楽しくなるか」
・「自分がしたいことだから責任はすべて自分にある」
・自由は、誰の足元にもある。それをしっかり見つめて、一歩踏み出すことさえできれば、それが自由に生きる。

*営業の新常識「超・行動」 「部下が上司に言ってはいけない言葉」ワースト10
勘違いも甚だしい部下たちに釘を刺す

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121106/239095/?rank_n&rt=nocnt

・「できない理由」「できていない理由」「できなかった理由」=「部下が上司に言ってはいけない言葉」
・第1位・「モチベーションが足りません」
・第2位・「忙しかったのでやっていません」
・スケールテクニックとは「その作業にどのくらいの時間がかかるか」を自分なりに見積もり、数値として表現することだ。
・第3位・「そもそもこれってやる必要があるのでしょうか」
・第4位・「ちょうど今、やろうとしていたところです」。
・第5位・「無理です」
・これらはすべて「棄権」の言い訳
・第6位・「分かりました、やります。ですけれども……」
・「セルフ・ハンディキャップ」
・第7位・「課長はどうすればいいと思っているのですか」
・第8位・「××だったから、できませんでした」
・「他責」の言い訳
・第9位・「まだできていません。ところで×××」
・「すり替え」の言い訳
・第10位・家族や親族の不調や不和を持ち出す
・家族の不和や不調を理由に何らかの言い訳をする人は、もともとストレス耐性が低い可能性
・以上に対する方法ははずばり「多忙」である、「多忙」というのは、一定時間内の行動量、思考量を増やすことである。労働時間を増やすことではない。

*対談 内田樹×春日武彦
中腰で待つ援助論 ――時が流れ出し,ケアがはじまる

http://www.igaku-shoin.co.jp/nwsppr/n2004dir/n2613dir/n2613_01.htm

・内田樹著『死と身体』『ためらいの倫理学』「インフォームド・コンセントと医療の呪術性」
・春日武彦著『援助者必携 はじめての精神科』
・「中途半端さ」に耐える能力 「時間」が問題を解決する
・時間が経過することによって,取りうるオプション自体が激減する。
・「中途半端なところで時間が経過するのを我慢できるかどうか」っていうのが,援助者の実力の1つ
・「知性の量的な側面」=どれくらいの時間,判断を保留したまま我慢できるのか。
・「ここには有効だけれども,ここから先には使えません」地域限定,期間限定,条件限定の,適用範囲が限定されている理論
・「身体が感じるアラーム」というのは頭脳による知的な判断ではなくて,身体的な反応
・知的判断って,デジタルな変化にはわりと敏感だけども,アナログには弱い。つまりは,量的な変化に弱い
・「援助者のリソースは有限である」
・自分が生きているこの世界への信頼感,「自分はここにいていいんだ」という,生きていくことへの確信のようなものがあってはじめて,他者のこととか,異他性のことを考えられる
・共同体に対する確かな信頼感があるから,「理解も共感も受け付けない他者」といった,非常にストレスフルな概念に中腰で耐えることができた。
・「理解できないけれど共生していくやり方」
・神経症というのは,時間性が失われる病
・時間性を取り入れることと,他者を受け入れるということはシンクロしている。
・「交換」って,時間概念がないとできない
・こちらから「あげて」,向こうから「くる」。その間にタイムラグがあってはじめて交換になる。
・治りたいと思っていない患者さんは治りません。
・好奇心って,人が動く動機としては一番大きい。

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